毎日の面倒な食事作りから解放してくれる宅配弁当サービス。
いざ頼もうと決めたものの「『常温』と『冷凍』一体どっちがいいの?」とお悩みではありませんか?
こちらの記事では「冷凍弁当」と「常温弁当」の違い、メリット・デメリットをわかりやすくまとめました。
こちらの記事を読めば、自分に合った弁当はどちらなのか、スッキリ解決できますよ!
冷凍弁当と常温弁当の違い
冷凍弁当と常温弁当の違いは、大きくまとめると以下の3つです。
- 保存期間
冷凍弁当は冷凍庫にて保存可能ですが、常温弁当は日持ちしないため、当日中に食べる必要があります。 - コスト
常温弁当に比べると、冷凍弁当の方が弁当代、送料ともに高めです。 - 受け取り回数
常温弁当は毎日受け取る必要がありますが、冷凍弁当はまとめ買いが可能なため、頻繁に受け取る必要がありません。
他にも冷凍弁当と常温弁当にはさまざまな違いがあります。
上記の項目も含め、次から詳しくご説明していきます!
冷凍弁当とは?
冷凍弁当は宅配便のクール便で届けられることが多く、冷凍庫での保管が必要となります。
食べるときは電子レンジ、もしくは湯せんで解凍をします。
しかし気になるのは「冷凍弁当って味はどうなの?」ということですよね。
近頃ではサービス業者が急速冷凍技術を使って、食材の味や風味を損なわない工夫をしており、以前と比べると格段においしくなりました。
常温弁当とは?
常温弁当はその日に作られたお弁当が毎日配送されます。
多くの場合は自社スタッフが手渡しで届けるため、対応地域はやや狭めです。
お住まいの地域が「サービス外エリア」ということもありますので注意しましょう。
毎日配送のよさは、何よりも作りたてのおいしさを味わえるところですが、一方で保存が効かないというデメリットも潜んでいます。
冷凍の宅配弁当のメリット・デメリット
冷凍の宅配弁当のメリット・デメリットは以下の通りです。
ポイントは「ストックができる」「受け取りの煩わしさが少ない」という使い勝手のよさがあるものの、トータルの費用が高めな点でしょう。
- 長期保存が可能
- 「いつ食べる」「何を食べる」が選べる
- 受け取り回数が減らせる
- 介護食、制限食に向いている
- 口コミが検索しやすく信頼できる
- 冷凍庫の中がかさばる
- 注文から到着まで時間がかかる
- 送料が高い
- 味がイマイチ
もちろんデメリットもありますが、とにかく忙しく、時短をしたい方にとって冷凍弁当は大きな味方となってくれるはずです。
それでは詳しい解説に移りましょう!
冷凍の宅配弁当のメリット
メリット1. 長期保存が可能
冷凍弁当は3カ月~6カ月の長期保存が可能です。なかには賞味期限が一年近くというものも。
複数個の注文もできるので、常時ストックしておくことができます。
メリット2. 「いつ食べる」「何を食べる」が選べる
日持ちしない常温弁当は、届いたらすぐに食べる必要があるため時間やメニューが制限されます。
その点、冷凍弁当はいつでも食べたいときに温められますし、ストックからその日食べたいメニューを選ぶこともできます。
メリット3. 受け取り回数が減らせる
冷凍弁当はまとめ買いができるため、常温弁当と違って毎日受け取る必要がありません。
週1回または隔週など、お好みの配送周期を選ぶことができます。
メリット4. 介護食、制限食に向いている
食材をすりつぶした介護食や、糖分・塩分を考慮した制限食、自分で作るには手間がかかりますよね。
また、メニューや味つけにバリエーションを持たせるのが難しいので、味に飽きやすくなります。
その点、冷凍宅配弁当サービスには介護食や制限食のバリエーションが豊富なので、目的に応じて選べます。いろいろあるメニューをストックしておける上、ご本人の食欲に合わせた弁当を解凍すればいいだけなので、とても便利です。
メリット5. 口コミが検索しやすく信頼できる
常温弁当は地域密着型の小規模事業が多いため、そもそもの評判がわかりづらく、サービスの質にもバラつきが出がちです。実際、コープの宅配弁当サービスは地域によってかなり口コミの良し悪しがわかれてます。
その点、冷凍弁当は全国配送が可能なため、実質的に口コミの数が多くなるのでレビュー内容にも信頼がおけると言えます。
冷凍の宅配弁当のデメリット
デメリット1. 冷凍庫の中がかさばる
冷凍弁当を注文される方は、まとめ買いをされることが多いと思います。
よって「冷凍庫が弁当で埋まってしまった…」ということが起こりがちです。
デメリット2. 注文から到着まで時間がかかる
到着まで5日前後かかるパターンが多く、ストックがなければその間の弁当はなしということになってしまいます。
余裕を持って注文しておくことが必要になるでしょう。
デメリット3. 送料が高い
冷凍弁当の場合、自社便でなく宅配便のクール便を利用しているケースが多いので、そのぶん送料が高くつきます。
弁当だけの値段で判断すると、あとで請求を見てビックリ!なんてことになるかもしれません。
デメリット4. 味がイマイチ
冷凍技術の向上で、以前と比べるとかなりおいしくなった冷凍弁当ですが、やはり冷凍⇒解凍の工程で少し味が落ちてしまうものもあるようです。「独特の風味が気になる」という声も聞かれました。
- 好きなときにすぐご飯が食べたい人
- 受け取りの回数を減らしたい人
- 外出しがちな人
- 急な予定の変更が起こりやすい人
- 冷凍スペースに余裕がある人
- お住まいのエリア地域に常温弁当の配送サービスがない人
常温の宅配弁当のメリット・デメリット
常温弁当のメリット・デメリットは以下の通りです。
ポイントは「コストが抑えられる」「できたての味が楽しめる」一方で、受け取りのために毎日決まった時間に在宅している必要があることでしょう。
- 届いたらすぐ食べられる
- 1食分の値段が安い
- その日に作ったものが食べられる
- 見守りサービスがある
- 決まったスタッフが届けてくれる
- 日持ちしない
- 毎日の受け取りが必要
- サービス業者の選択肢が少ない「自分の食べたいもの」から外れることがある
冷凍弁当の需要が高まりつつあるとは言え、やはり「弁当といえば常温弁当!」とイメージされる方がまだまだ多いようです。
それでは、常温弁当について詳しく見ていきましょう!
常温の宅配弁当のメリット
メリット1. 届いたらすぐ食べられる
常温弁当は冷凍弁当と違って、湯せんやレンジでの解凍をする必要がありません。
とにかく台所に立ちたくない方、徹底的に時短をしたい方にはピッタリと言えるでしょう。
メリット2. 1食分の値段が安い
冷凍弁当に比べると弁当代や送料など、1食分のコストがかなり抑えられます。
主食抜きでおかずだけを提供している業者も多いので「ごはんは家で炊く」と決めてしまえば、より一層安く済ませられるでしょう。
メリット3. その日に作ったものが食べられる
常温弁当の最大のメリットは、当日に作られた「できたての味」を楽しめるところでしょう。
冷凍弁当も進歩しているとは言え、やはり味や風味、食感の面では常温弁当が勝るようです。
メリット4. 見守りサービスがある
常温弁当を手渡しで配送することによって、各家庭の安否確認を兼ねている業者が多いです。
特に外出が難しく、人との交流が少ない高齢者の方には助かるサービスですね。
メリット5. 決まったスタッフが届けてくれる
常温弁当は、基本的に同じ担当スタッフが毎日弁当を届けてくれます。
「宅配便みたいに毎日知らない人が来るのはちょっと…」という方や「食べ物だからこそ信頼できる人に届けて欲しい」と思う方にも安心してもらえるようになっているのです。
常温の宅配弁当のデメリット
デメリット1. 日持ちしない
常温弁当は基本的に届いたらすぐ食べるものとされています。
そのため「今日は食欲がない」「外食してきてしまった」のような場合は、弁当をムダにしてしまうことも考えられます。
デメリット2. 毎日の受け取りが必要
常温弁当は毎日の手渡しが基本なので、配送時間には家にいる必要があります。
また、配送時間帯は「13時~16時の間」など3時間程度の幅があるので「お弁当がまだ来ないから外出できない!」といった可能性もあるでしょう。
デメリット3. サービス業者の選択肢が少ない
常温弁当は自社便での配送をするため、地域密着型の小規模業者が多いです。
そのためお住まいの地域が「サービス対応外エリア」であることも多く、サービスの選択肢がやや限られます。
デメリット4. 「自分の食べたいもの」から外れることがある
たとえば食欲のないときなら「さっぱりしたもの」、休日前なら「ニンニクの効いたもの」など、その日食べたいものってけっこう左右されますよね。
しかし毎日決まったメニューが届く常温弁当だと、自分の食欲にそぐわない弁当が届く可能性も高いのです。
メニューとの相性が悪ければ毎日の食事も楽しくなってしまうので、注意したいですね。
- 毎日お弁当を受け取ることが可能な人
- 家に冷凍庫がない、もしくはよく使うので空けておきたい人
- コストを抑えたい人
- 家庭に近い味にこだわりたい人
- 見守りサービスが必要な人
- 予定の変更が少ない人
冷凍弁当と常温弁当ってどっちがいいの?まとめ
以上「冷凍弁当と常温弁当の違い」についてご説明しました。
冷凍弁当はややコストがかかっても、利便性を取りたい人、常温弁当は在宅のことが多い、できたてのお弁当を食べたい人
に向いていると言えそうですね。
ぜひ、あなたが宅配弁当を注文する目的や予算を整理し、こちらにまとめたメリット・デメリットと照らし合わせてみてくださいね!